【コントラスト】 2014.6.13(金)
新潟県の安定ヨウ素剤未調達事件について、担当職員の懲戒免職はきついと思いますが、第三者が容喙(ようかい)すべきことではないでしょう。 しかし、結果として実害がなかった中でも、泉田知事が自らの報酬を2割カットし責任をとったことは、当然とはいえ、さすがだと思います。 それに反し、福島県では、プルサーマル実施受け入れ、東電に対する「放射能による健康被害の心配はない」旨の発表要請、SPEEDIデータの消去、安定ヨウ剤服用指示権限の不行使、いったん発表した県産農産物(コメ)の安全宣言の撤回、県議会における「原発は人災」認識表示の回避、福島県民健康(管理)調査の「秘密会」開催の問題等々、数多くの問題が惹起しました。 にもかかわらず、部下である末端職員の処分は一部したものの、あらゆる事態の結果責任を負うべき知事自身が、陳謝とか謝罪の言葉はあっても、これまで自らの「処分」を提起した形跡がありません。 この彼我(隣県)知事のコントラストを、一体どう考えたら良いのか。。。 ビフォー・アフターじゃないけれど、「何ということでしょう!!」 http://www.pref.niigata.lg.jp/jinji/1356788124947.html
(新潟県)
職員の懲戒処分を行いましたのでお知らせします。
2014年06月13日
出納局及び総務管理部が行った調査により明らかとなった不正、不適正な事務処理に関し、本日付けで、下記のとおり処分を行いました。 併せて、県政に対する信用を失墜させた結果責任として、知事の給料を1月間10分の2減額する条例提案を行います。
1 不正、不適正な事務処理を行った職員に対する処分
2 管理監督職員等に対する処分等(16人)
(1) 適正な業務管理や部下職員への指導監督を欠いていたもの(平成22~25年度)
(2) 危機管理事案等について上司への報告が遅れたもの(平成26年度)