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【常緑音楽館便り】#878 〜どうでもいいじゃん〜


 モダン・ジャズ屈指の最高傑作とされ、またモード・ジャズ(スケール(音列)を指標とした手法)を代表する作品の一つとされるマイルス・デイビス(Miles Davis, 1921-1991)のLPアルバム「Kind of Blue」(1959, 3年ほど前にこのコーナー既出)A面トップの曲。

 私がこのビニールLPを買ったのは1970年頃でした。

 演奏メンバーは、Miles Davis(Tp)、John Coltrane(T.Sax)、Cannonball Adderley(A.Sax)、Bill Evans(Pf)、Paul Chambers(WB)、Jimmy Cobb(Dr)の錚々たる6人(➡Miles Davis Sextet)。

 「So What」とは、それが何か?、だから何?、それが何だと言うんだい?、どうでもいいじゃん・・・程度の意味でしょう。

 ミステリアス、執拗で不思議なハーモニーは、60年近く経っても今なお燦然と輝き続けています。CMでも使われています。

 Evergreen Music通算878曲目は、新春第一弾として、ときたまの古典ジャズを。

 ♬ So What / Miles Davis Sextet

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        ♬ The House of the      Rising Sun

        朝日のあたる家

       Tommy Emmanuel 

       トミー・エマニュエル

 

    2012.11.20

 

 アメリカのTraditional Folk Songに、娼婦に身を落とした女性が半生を懺悔する歌とされる「The House of the Rising Sun(朝日のあ(当)たる家)」という素晴らしい曲があります。

 日本ではアニマルズやディランのものが有名ですが、多くのアーティストがカバーしています。

今日は、少し時間に余裕があったので、この曲をあらためて手持ちアーティスト群による演奏で楽しみました(浅川及びちあきは「朝日楼」)。

 ただし、イギリスのJohnny Handleという歌手の音源がないのが残念です。

・・・・・・・・・・・・・・

 トミー・エマニュエル(1955-)は、オーストラリアのギタリスト。フィンガーピッキングの達人

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