【ついに出た!】 2014.9.10(水)
ウェアラブル端末は、これまでもグーグルの「Android Wear」(予定)やソニーの「SmartWatch2 SW2」、サムスンの「GALAXY Gear」などが発売(発表)されているが、いずれもイマイチ魅力に欠け、普及率は1%にも満たない。
ところが、日本時間今日10日未明に発表されたアップルの「Apple Watch」は、Appleにとって、iPhone以来最大の革命的デバイスとなりうる魅力を秘めている。
iPhone 6、iPhone 6 Plus(9/12予約受付開始、9/19発売開始)も素晴らしい(Plusを速攻予定)が、最近はサムスンや中国製品に苦しめられているAppleにとって、さらに大きな躍進の決め手となるだろう。
◉ Apple Watch プロモビデオ http://www.apple.com/jp/watch/films/#film-design
◉ iPhone 6 / iPhone 6 Plus / iPhone 5s 詳細スペック比較。変更点まとめ http://japanese.engadget.com/2014/09/09/iphone-6-iphone-6-plus-iphone-5s/
◉ IT Mediaニュース「 Apple、ウェアラブル端末「Apple Watch」発表」 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1409/10/news050.html
Apple、ウェアラブル端末「Apple Watch」発表
IT Mediaニュース2014年09月10日
ついにAppleのウェアラブル端末「Apple Watch」が姿を現した。
米Appleは9月9日(現地時間)、iPhoneと連携する腕時計型のウェアラブル端末「Apple Watch」を発表した。来年初頭に発売を予定し、米国価格は349ドルから。
カリフォルニア州クパチーノで開催したスペシャルイベントで、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」とともにティム・クックCEOが発表した。
表面にサファイアガラス(一部除く)を採用した圧力感知型タッチ対応Retinaディスプレイを採用。専用OSを搭載し、メールの通知などiPhoneと連携する各種機能に加え、Apple Watchから電話したり、Siriの利用や、iPhoneのGPS機能と無線LANを使って移動距離の把握や地図を表示するといったことが可能になっている。iTunesやApple TVのリモコン操作なども可能だ。
背面に備えた赤外線/可視光LEDライトと光センサーでユーザーの心拍を計測するほか、加速度センサーとiPhoneを組み合わせ、さまざまな身体運動を測定。健康管理アプリに蓄積してチェックできる。
ケースサイズは38ミリと42ミリ。左側面に装備したクラウン(リューズ)はiPodのクリックホイールのように本体の操作に使用する。「Taptic Engine」と呼ぶリニアアクチュエータを搭載し、手首を「軽く叩く」など、触覚に訴える通知を行う。タッチパネルをタップすると、別のユーザーにタッチを触覚で伝える、といったコミュニケーション機能も持つ。
時計機能はさまざまなカスタマイズが可能。iPhoneと連係することで世界標準時との誤差を0.05秒以内にとどめるという。
各種処理は独自設計の「S1」チップで行う。充電は磁石と電磁誘導充電を組み合わせ、コネクタを背面に近づけるだけで磁石が自動的に充電部に吸い寄せ、接続する仕組みになっているという。
3モデルをラインアップ。標準の「Apple Watch」はステンレス(シルバー、スペースブラック)のケースにサファイアガラス、「Apple Watch SPORT」は酸化皮膜処理のアルミニウム(シルバー、スペースグレイ)のケースにIon-Xガラス、カラフルで耐久性の高いバンド、高級モデル「Apple Watch Edition」は18金(イエロー、ローズ)のケースにサファイアガラス、洗練されたバンドとバックルを備える。
iPhone 6/6 Plusのほか、iPhone 5/5s/5cと組み合わせて利用できる。
ティム・クックCEOが「One more thing」として発表した。