【違憲”状態”の人々】2014.11.26(水)
最高裁大法廷が、「1票の格差問題」で昨年参院選は「違憲状態」の判決。
え〜? 違憲「状態」ってなんだ? 違憲と違憲状態の違いってなんなんだ? はっきりと違いが分かる人、手を上げてみて。 100点満点で10点と評価するという程度のことを、屁理屈を駆使し、いかにも勿体ぶって言っているだけなんじゃないかい? いやあ、法の番人たる最高裁がこれじゃあねえ。 最高裁という存在、そして屁理屈を並べる最高裁裁判官の脳内状態こそ「Unconstitutional State / 違憲”状態”」なのではないか? とつぶやいている人を、たまたま見かけた。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H2A_W4A121C1000000/
昨年の参院選、1票の格差「違憲状態」 最高裁
2014/11/26 日本経済新聞
「1票の格差」が最大4.77倍だった昨年7月の参院選選挙区の定数配分が違憲かどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は26日、「違憲状態」とする判断を示した。
昨年の参院選を巡っては、2つの弁護士グループが各地の選挙管理委員会を相手に選挙無効を求め、計16件の訴訟を起こした。一審の高裁では3件が違憲で、うち広島高裁岡山支部は参院選で初となる「選挙無効」に踏み込んだ。残る13件も「違憲状態」で、合憲はゼロだった。
13年参院選では選挙前に「4増4減」の定数見直しを実施したが、議員1人当たりの有権者数が約24万1千人で全国最少の鳥取県に対し、最大の北海道は約114万9千人。10年参院選の5.00倍からは縮小したものの、4.77倍の差が残っていた。
参院選「1票の格差」訴訟で最高裁が「違憲状態」の判決を示したことについて記者会見する升永弁護士ら(26日午後、東京・霞が関)