【流行語大賞は?】2014.12.1(月)
恒例「ユーキャン新語・流行語大賞」。
去年は「倍返し」「じぇじぇじぇ」など5点だったが、今年は「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」の二つ。
これ、一つにまとめてもいいんじゃないかなあ。 「集団的自衛権はダメよ~ダメダメ」と。 http://mainichi.jp/select/news/20141202k0000e040001000c.html
流行語大賞:「ダメよ〜ダメダメ」と「集団的自衛権」
毎日新聞 2014年12月01日
今年の世相を反映した言葉を選ぶ「2014ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が1日発表され、年間大賞に、安倍内閣が行使を認めた「集団的自衛権」(受賞者辞退)と、女性お笑いコンビ「日本エレキテル連合」の「ダメよ〜ダメダメ」の2語が選ばれた。
「集団的自衛権」は、自国と密接な関係にある外国が武力攻撃を受けた際に、自国が直接攻撃されていなくても実力で阻止する国際法上の権利。政府は長年、憲法上行使できないとしていたが、安倍内閣が7月、閣議決定で憲法解釈を変更して行使を認めた。戦争を放棄した憲法9条解釈を根本から転換する内容で、変更後の8月に実施した毎日新聞の全国世論調査では、行使への反対が6割に上った。事務局は「辞退した受賞者は非公表」としている。
「ダメよ〜ダメダメ」は、エレキテル連合の中野聡子さん(31)と橋本小雪さん(30)によるギャグ。「いいじゃないの〜」と年配の男性が女性を口説く様子を風刺したコント中で、女性役が誘いを拒否する決めゼリフとして何度も口にし、幅広い世代で流行した。
他にトップテンには、映画「アナと雪の女王」の劇中歌「ありのままで」や、ゲームやアニメなどで大ヒットした「妖怪ウォッチ」のほか、社会問題化した「危険ドラッグ」などが入った。
コントの際の衣装と化粧で登場したエレキテル連合の2人は「じぇじぇじぇ」と昨年の年間大賞だったNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の言葉で喜びを表し、「今年だけといわず、来年も使い続けてもらわないと、ダメよ〜ダメダメ」とあいさつして会場の笑いを誘った。【山田泰蔵】
トップテンに入った他の受賞語は次の通り。(かっこ内は受賞者)
ありのままで(「アナと雪の女王」チーム)▽カープ女子(石田敦子さん=漫画家、カープ女子の皆さん)▽壁ドン(L♥DK)▽危険ドラッグ(古屋圭司・前国家公安委員長)▽ごきげんよう(美輪明宏さん=歌手)▽マタハラ(杉浦浩美・立教大社会福祉研究所特任研究員)▽妖怪ウォッチ(日野晃博・妖怪ウォッチクリエイティブプロデューサー)▽レジェンド(葛西紀明さん=スキージャンプ選手、青木功さん=プロゴルファー、山本昌広さん=プロ野球・中日投手)