【ドローン・オスプレイ】2015.5.12(火)
「自民党がドローン禁止法素案をまとめました。確かに国会議事堂や総理大臣官邸、最高裁判所、皇居、外国の大使館などは重要施設なのでするから、当然守るべきです。ならば、条文案にある「小型無人機の飛行を禁止する」を「オスプレイを含む全ての飛行体の飛行を禁止する」に改めるべきではないでしょうか」
と声高に叫ぶ人がいるのを偶然目撃しました。
〜毒舌悪態亭亭主より〜
◉ 自民党がドローン禁止法素案 http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20150512/4681171.html
◉ 横田基地オスプレイ配備 地元に説明 http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20150512/k10010076651000.html
自民党がドローン禁止法素案
05月12日 NHK NEWS WEB
自民党は、総理大臣官邸の屋上で無人機の「ドローン」が見つかった事件を受けて、国の重要施設の上空で小型無人機を無断で飛行させた者に1年以下の懲役を科すなどとした法案の素案をまとめ、各党に賛同を呼びかけて、いまの国会に議員立法で提出し、成立を図りたいとしています。 自民党は、総理大臣官邸の屋上で無人機の「ドローン」が見つかった事件を受けて、新たに小委員会を設けて対策を検討してきた結果、国の重要施設などの上空での小型無人機の飛行を禁止する法案の素案をまとめました。 それによりますと、国会議事堂や総理大臣官邸、最高裁判所、皇居、外国の大使館など、対象とされた施設と敷地の上空で、小型無人機を無断で飛行させた者に1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科すとしています。 また対象施設の敷地から300メートル以内の地域の上空で小型無人機を飛行させた場合、警察官などが退去などを命じることができ、命令に従わなかった場合も、1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科すとしています。 自民党は、素案をもとに今週中に法案を取りまとめた上で、各党に賛同を呼びかけて、いまの国会に議員立法で提出し、成立を図りたいとしています。
横田基地オスプレイ配備 地元に説明
05月12日 NHK NEWS WEB
アメリカの国防総省が空軍の新型輸送機オスプレイを横田基地に新たに配備する方針を発表したことを受けて、12日、外務省や防衛省の担当者が基地周辺の自治体を訪れ、11日にアメリカ側から連絡があったことを説明しました。 地元自治体では、国などに対してさらに詳しい説明を求めたいとしています。
12日は外務省北米局の鈴木秀生参事官と北関東防衛局の渡邉一浩局長らが横田基地周辺の5市1町を順番に訪れ、説明しました。 このうち武蔵村山市では、午後3時半ごろから藤野勝市長への説明が行われました。 市によりますと、平成33年までに合わせて10機のオスプレイが横田基地に配備され、最初の3機については再来年の後半に配備されると説明があったということです。 説明のあと武蔵村山市の藤野市長は、「地元に対する十分な説明がないままオスプレイの配備が発表されたので、国や米軍に対してこれからも詳しい説明を要請していきたい。このような突然のやりかたは誠に遺憾だが、安全保障に関しては国の専権事項であり、その重要性についても十分に理解している。今後、他の自治体とも十分に協議をして対応を考えたい」と話していました。 また、基地周辺の5市1町で作る横田基地周辺市町基地対策連絡会では、「横田基地の問題については連絡会で連携して対応してきた。今回の事態についても連絡会で協議のうえ、対応していきたい」というコメントを出しました。
福生市長「寝耳に水だ」
福生市には、外務省北米局の鈴木秀生参事官と北関東防衛局の渡邉一浩局長らが訪れ、午前11時から市長に対する説明が行われました。 説明は10分程度で終了し、福生市の加藤育男市長は「寝耳に水だ。突然のできごとに住民は不安がっていると思うしわれわれも説明しにくい。きょうも、もっと詳しい説明がほしいと求めたところだ。突然、決定したから従えという国のやり方はおかしいのではないか。こういう形で先に国が決定することになると地元と米軍の関係も崩れかねない。これ以上の基地の機能強化は受け入れがたいと伝えた」と述べて、配備に反対する姿勢を示しました。
舛添知事「都民守る立場で言っていく」
東京都の舛添知事は12日の定例会見で「多くの東京都民が住んでいるところで、整備不良で機体が落ちたり部品が落下したりする事故が起きては困るので、運用についてはしっかりやってもらわなければいけない。一義的には日本政府が責任を持ってやることだが、自治体の長として都民の生命と安全を守るという立場から言うことはしっかり言っていきたい」と述べました。