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【常緑音楽館便り】#578〜恋心 2015.5.22(金)


27.5.22 エンリコ・マシアス 恋心.jpg

 エンリコ・マシアス(1938-)は、仏植民地時代の北アフリカ・アルジェリア生まれのスペイン系ユダヤ人でフランスのシャンソン歌手。

 欧州で移民の増加が問題になっているが、彼は、アルジェリアの独立に伴って本国フランスに「帰還」したピエ・ノワール(Pied-noir。他にファッションデザイナーのイヴ・サン=ローランや小説家のアルベール・カミュが有名)と呼ばれる移住者の一人。  複雑な出自である。

 日本のシャンソン歌手・石井好子の招待で日本公演が成功し、以来、日本人に愛された。  代表作として「想い出のソレンツァラ(A Solenzara)」や「わかっているよ」(日本語詞)、そして岸洋子(1935-1992)との競作となったこの「恋心(L'amour c'est pour rien」などがヒットした。  Evergreen Music 通算578曲目。

 ♬ L'amour c'est pour rien(恋心) / Enrico Macias https://www.youtube.com/watch?v=rLUuqe7d1tQ

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        ♬ The House of the      Rising Sun

        朝日のあたる家

       Tommy Emmanuel 

       トミー・エマニュエル

 

    2012.11.20

 

 アメリカのTraditional Folk Songに、娼婦に身を落とした女性が半生を懺悔する歌とされる「The House of the Rising Sun(朝日のあ(当)たる家)」という素晴らしい曲があります。

 日本ではアニマルズやディランのものが有名ですが、多くのアーティストがカバーしています。

今日は、少し時間に余裕があったので、この曲をあらためて手持ちアーティスト群による演奏で楽しみました(浅川及びちあきは「朝日楼」)。

 ただし、イギリスのJohnny Handleという歌手の音源がないのが残念です。

・・・・・・・・・・・・・・

 トミー・エマニュエル(1955-)は、オーストラリアのギタリスト。フィンガーピッキングの達人

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